【話題】「受験落ちたので研究を供養」高校生がバクテリアで作った“食べられる紙”を公開、企業からの注目を期待する声も[26/10]

概要

「受験落ちたので僕がやってた研究を供養」

そんな言葉とともにXへ投稿された、バクテリアを利用して作ったという“紙”が大きな注目を集めています。

投稿したのはXユーザーの「みぃあんち」さん(@miea_pc)。公開した素材は一見すると海苔のような黒っぽいシートですが、しなやかさがあり、実際に折り鶴を作ることもできるといいます。

投稿者によると、バクテリアを利用して作った素材で、食べることも可能とし、将来的には食品包装への活用を想定して研究していたとのこと。使用後には自然分解されることも特徴として挙げています。

本人は「生産するのに一切の環境負荷が発生しない革新的な素材として研究してました」と説明し、企業に対して「お話だけでも」と呼びかけました。

投稿は急速に拡散。10月6日時点で関連する集計サイトでは2000万回を超える表示が確認されるなど、大きな反響を呼んでいます。

「特許を取って」の声相次ぐ

リプライや引用投稿では、研究内容そのものへの驚きとともに、

「すごい」
「企業に見つかってほしい」
「特許を取った方がいいのでは」
「実用化されたら面白い」

といった趣旨の反応が相次ぎました。

こうした声を受け、投稿者も「特許取って!ってお声が多くて嬉しい限りです!」と反応。一方で、特許について調べたところ、高校生が簡単に捻出できる金額ではないと感じたとして、資金確保についても言及しています。

ただし本人はその後、「まだ特許を取れるかどうか確証が取れていない」とも説明しており、現時点で特許取得が可能と決まったわけではありません。

一方で「すでにある技術では?」との指摘も

反響が広がるにつれ、冷静な指摘も出ています。

バクテリアが作り出すセルロースを素材として利用する「バクテリアセルロース」自体は以前から知られている技術です。そのため引用やリプライでは、「既存のバクテリアセルロースと何が違うのか」「新規性がどこにあるのかが重要ではないか」といった趣旨の指摘も見られます。

また、食品包装として実用化するのであれば、安全性や耐水性、保存性、量産コストなどを検証する必要があるとの意見や、「環境負荷が一切ない」という表現については、原料の調達や培養、加工などを含めて評価する必要があるのではないかとの声も出ています。

つまり、SNS上では「画期的な発明」として期待する声が広がる一方、「既存技術との差を確認する必要がある」という技術的な視点も寄せられている状況です。

投稿者「実は文系、研究は趣味」

さらに意外なのが、投稿者自身がこの研究について「一応言っておくと僕は文系です。この研究に関しては本当に趣味ですね」と説明している点です。

受験に落ちたことをきっかけに「供養」として公開された個人的な研究が、多くの人の目に触れ、企業との連携や特許取得を期待する声まで上がる展開となりました。

ただ、現段階で公開されているのはあくまで投稿者による研究内容の紹介です。素材の具体的な製法や性能、既存技術との差、食品としての安全性、環境負荷などについて第三者機関による検証結果が公表されたわけではありません。

それでも、一人の高校生が趣味として取り組んでいた研究がSNSを通じて広く知られ、技術面を含むさまざまな議論につながったこと自体が、今回の投稿が注目されている大きな理由といえそうです。

編集部[26/10/06]

Xより

引用元:https://x.com/miea_pc/status/2107020365319016769?s=20

最新の記事

みんなのコメント

コメント

コメントする