在留資格を得た子どもの夢「日本で弁護士になり、外国人を助けたい!」[24/08]

概要

東京都練馬区の練馬区立男女共同参画センター「えーる」で、日本で生まれ育ちながら在留資格を持たない子どもたちの作品を紹介する「仮放免の子どもたちによる絵画作文展」が開催された。

展示会では、「私のふるさと」などをテーマにした絵画25点と作文3点を公開。外国にルーツを持つ子どもたちが、日本での生活や将来への希望、経済的な困難、在留資格をめぐる不安などを表現した。

アフリカにルーツを持つ女子中学生は、公園のブランコで一人悩む自分の姿を描き、「日本生まれなのになぜ差別されているのか」と疑問を記した。また、学校の制服を購入するために借金が必要だった家庭の経済状況についても作文で紹介した。

中東にルーツを持つ小学生は、在留資格が認められた後の将来の夢として「弁護士になり外国人を助けたい」と表現。別の高校生の作品では、入管職員を恐れる外国人と、その様子を遠くから見守る日本人の姿が描かれた。

展示会は今回で4回目となり、在留資格のない子どもたちの存在や生活上の困難を広く知ってもらうことを目的としている。

こうした子どもたちの中には、親の難民申請が認められず、退去命令を受けた家庭で暮らすケースもある。仮放免は退去強制手続きなどに伴う収容を一時的に解く措置であり、在留資格が認められたことを意味するものではない。

政府は2023年の入管法改正に関連して、日本で生まれ育った在留資格のない子どもたちへの在留特別許可を進めたが、一定の条件が設けられており、対象とならない家庭もあった。

今回の展示は、日本で育ちながら在留資格を持たない子どもたちが直面する問題を、本人たちの絵画や作文を通じて伝えるものとなっている。

出典・参考資料

東京新聞・池尾伸一記者「仮放免の子どもたちによる絵画作文展」に関する報道(原記事URL未確認)

東京新聞記事検索
https://www.google.com/search?q=site%3Atokyo-np.co.jp+%22仮放免の子どもたちによる絵画作文展%22+%22池尾%22

出入国在留管理庁(2024年9月27日)
「送還忌避者のうち本邦で出生した子どもの在留特別許可に関する対応方針について(結果公表)」
https://www.moj.go.jp/isa/content/001425345.pdf

執筆:編集部

引用元 https://www.tokyo-np.co.jp/article/344884

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