
概要
2026年、日本上陸10周年を迎えたフードデリバリーサービス「Uber Eats(ウーバーイーツ)」。
今や全国47都道府県で利用できる身近なサービスとなったが、SNSでは「一度も利用したことがない」という人たちの存在が話題となっている。
きっかけは、会社員によるUber Eatsの利用経験に関する投稿。これを機に、男性や女性からも似たような体験談が寄せられ、サービスを利用する人と利用しない人の生活習慣の違いに注目が集まった。
日本上陸10周年、累計注文数は10億件を突破
Uber Eats Japanが2026年10月13日に発表した資料によると、同サービスは2016年9月29日、東京都内8区の約150店舗からスタートした。
その後、全国47都道府県へとサービスを拡大し、加盟店は約14万店舗、配達パートナーは約13万人に増加。10年間の累計注文数は10億件を突破した。
また、利用者1人あたりの月平均注文回数は、サービス開始当初の3回から2026年には5回へ増加したという。
注文できる商品も飲食店の料理だけでなく、スーパーの食料品やコンビニ商品、ドラッグストアの日用品などへ広がっている。
ただし、累計注文数10億件は同じ利用者による複数回の注文も含む数字であり、国民の大半が利用経験を持つことを意味するものではない。
「使ったことがない」人も珍しくない?
SNSで注目されたのは、Uber Eatsを利用したことがないという人たちの存在だ。
フードデリバリーを日常的に利用する人がいる一方、自炊をしたり、自分で飲食店へ足を運んだりする生活では、利用する機会がない人もいる。
注文料金とは別に発生する配達手数料なども、利用を判断する要素の一つとなる。
都市部と地方では加盟店の数や配達可能エリアにも差があり、同じサービスでも生活への浸透度は異なる。
今回の話題は、広く知られたサービスであっても、すべての人が同じように利用しているわけではないことを浮き彫りにした。
なお、今回のSNS上の反応だけで、国内の未利用者がどの程度いるのかを判断することはできない。
配達員は8時間半で約2万2000円の収入報告も
一方、サービスを支える配達員の働き方にも注目が集まっている。
神奈川県で専業配達員として活動する人物からは、約8時間半の稼働で22件を配達し、21,918円の報酬を得たという報告が共有された。
単純計算では1時間あたり約2,579円となる。
また、雨の日に高い報酬を得たとする配達員の投稿もあり、天候や注文状況によって収入が変動する仕事の実態が話題となっている。
ただし、こうした金額は投稿者による自己申告であり、すべての配達員が同程度の収入を得られるわけではない。
配達報酬は地域や時間帯、注文数などによって変わり、車両の燃料費や整備費、保険料などの経費も考慮する必要がある。
配達員の収入を考える際には、受け取った報酬と、経費を差し引いた実際の利益を区別することが重要だ。
便利な一方で「置き配トラブル」も
Uber Eatsをめぐっては、商品の受け取り方法に関するトラブルも以前から報告されている。
2026年2月には、お笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢さんが、Uber Eatsで注文した商品がマンションの部屋の前ではなく、オートロックのエントランス付近に置かれていたとXに投稿した。
この出来事はネットニュースでも取り上げられ、同様の経験をした利用者から共感の声が上がったほか、配達員への指示方法をめぐる意見も寄せられた。
Uber Eatsの公式ヘルプでは、置き配を利用する際には具体的な受け取り場所や建物の特徴を記載するよう案内している。
配達完了の通知が届いたら速やかに商品を受け取り、商品が見つからない場合などはアプリからサポートへ連絡する仕組みとなっている。
利用者、未利用者、配達員それぞれの視点
今回の話題では、Uber Eatsを使うかどうかという生活習慣の違いに加え、配達員の収入やサービスの利便性、置き配の問題など、さまざまな側面が注目された。
日本上陸から10年。Uber Eatsは料理を届けるサービスから、食料品や日用品も扱う生活関連サービスへと成長している。
その一方で、自分で買い物に行く生活を続ける人もいれば、配達サービスを日常的に活用する人もいる。
累計10億件という大きな実績の裏側には、サービスを利用する人、利用しない人、そして配達を担う人という、それぞれ異なる日常が存在している。
編集部[26/10/25]
Xより
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