【話題】伏見稲荷大社で外国人男女が刀を使った撮影、SNSで批判拡大 相次ぐ迷惑行為に神社側も注意喚起[26/10]

概要

京都市の伏見稲荷大社で、着物姿の外国人男女が刀を使ってポーズを取る画像がX(旧Twitter)上で拡散され、物議を醸している。

問題となったのは、朱色の鳥居が連なる参道で、男性が同伴女性の首元に刀を当てるような姿勢を取った写真だ。

10月24日、Xユーザーが「自称:新日家の外国人」として画像を紹介。「何がラストサムライだ」「神道の聖地を和風コスプレ撮影スポットと勘違いするな」と強く批判した。

ただし、撮影した男女の詳しい身元や撮影日時、刀が本物か模造刀かについては確認されていない。また、本人たちが実際に「親日家」と名乗っていたかどうかも明らかではない。

■ SNSでは「侍を山賊と勘違いしている」と批判

X上では、神社を単なる撮影場所として扱っているのではないかとの批判が広がった。

「侍を山賊と勘違いしているのではないか」「神社は祈りをささげる場所」「日本文化を好きになることと、文化を理解することは違う」といった趣旨の意見が見られる。

また、着物の着こなしや刀の扱い方に違和感を示す声もあり、日本文化を表面的に模倣した演出ではないかとの指摘も出ている。

一方、日本文化に親しみ、着物を着て記念撮影すること自体が問題なのではなく、撮影場所やポーズ、周囲への配慮が重要だという見方もある。

今回の画像では、刃物を人の首元に向けるような演出が、神聖な場所にふさわしくないと受け止められたことが反発の一因となっている。

■ 伏見稲荷大社では観光客の迷惑行為が相次ぐ

伏見稲荷大社は、711年に創建されたと伝わる全国の稲荷神社の総本宮で、1300年以上の歴史を持つ。

千本鳥居は国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットだが、近年は一部の観光客による迷惑行為が問題になっている。

2026年5月には、外国人観光客とみられる人物が参道沿いの竹に落書きをする様子が撮影され、SNSで拡散された。

報道によると、神社側は落書きされた竹を伐採。5月19日には公式サイトで落書き行為を禁止していることを改めて周知した。

さらに、周辺の竹林では多数の竹に名前や文字などが刻まれていることも判明しており、景観保全の面でも問題になっている。

■ 9月には千本鳥居でダンス、参拝者の通行を妨害

2026年9月には、外国人観光客らが千本鳥居の下でダンスを披露する動画が相次いで拡散された。

動画には、撮影のために参道で踊る人物と、その行為によって足を止める参拝者の様子が映っていた。

J-CASTニュースの取材に対し、伏見稲荷大社の担当者は、日本文化への理解が得られていないことを残念に思う趣旨のコメントをしている。

これを受けて同大社は9月7日、公式サイトに日本語と英語で注意喚起を掲載した。

神社は境内が1300年以上続く祈りの場所であることを説明し、参拝者の通行を妨げるダンスやパフォーマンスなどを控えるよう求めた。

■ 神社側は17項目の禁止事項を周知

伏見稲荷大社では、境内での禁止行為として、鳥居や樹木を傷つけること、立入禁止区域への侵入、大声で騒ぐこと、参拝者の通行を妨げる撮影などを挙げている。

また、参拝にふさわしくない服装や、営業目的の無許可撮影なども禁止事項に含まれている。

違反行為を発見した場合には職員が注意し、指示に従わなければ退去を求める方針だ。

ただし、今回の刀を使った撮影について、神社側が個別に注意や処分を行ったという情報は確認されていない。

■ 観光地であると同時に、信仰の場

伏見稲荷大社は世界的な観光名所である一方、現在も多くの人々が信仰し、祈りをささげる宗教施設でもある。

外国人観光客の増加によって日本文化への関心が広がることは、文化交流や地域経済にとって大きな意味を持つ。

しかし、落書きや通行を妨げるパフォーマンス、宗教施設の性格を無視した撮影行為などが繰り返されれば、参拝環境や文化財の保全にも影響する。

今回の騒動も、着物や侍といった日本文化への憧れと、その文化が持つ歴史的・宗教的な意味への理解との間にある隔たりを浮き彫りにした。

伏見稲荷大社では以前からマナーを守った参拝を呼びかけており、観光客の国籍を問わず、信仰の場にふさわしい行動が求められている。

編集部[26/10/25]

Xより

引用元:https://x.com/i/trending/2113907792759107702?s=20

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